2022-01-16

SATC好きにオススメしたい海外ドラマ5選

SATCのドラマ版4周、映画は3周はした程度にはSATCが好きなのですが、あの文脈でよかった海外ドラマが結構最近見れたのでまとめておきたいと思います。

1. 『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』

邦題がダサすぎて最初は全く見る気がしなかったのだけど、結構アマプラでサジェストされていたのと、あらすじが良さそうだったので去年春くらいに見始めた。原題「The Bold Type」の方が絶対いい。

ニューヨークにオフィスを置く女性誌「スカーレット」編集部で働く20代女性3人を中心に、仕事や恋愛、人生のいろいろなことを経験していくストーリー。紙媒体からデジタルへの移行に伴う挑戦だけでなく、ジャーナリズムの意義など結構ビジネス色も強いのだが、卵子凍結や銃社会アメリカの闇、BLM、LGBTQ、乳がん手術など、取り上げるテーマが結構重いのに毎回テンポよく誰も取り残さないように作っているのがすごい。

ただ、コロナ禍になってしまったからか、シーズン5が尻窄みに終わってしまったのが少し残念。去年の秋くらいに最後のシーズン5が公開されたのだけど「そんな感じで終わる?」というあっけない感じ。

けどこういうドラマを見ているとNYのトレンドをリアルに感じられるのも良い。もちろんファッションも毎回オシャレ。

アマプラだけでなく、ネトフリなどでも見られるけど、シーズン5はHuluでしか見られなかった記憶。

2. 『エミリー、パリへ行く』

『エミリー、パリへ行く』は、2020年に配信されたアメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ。シカゴからパリに移住したエミリーの生活を描くコメディドラマ。原作・制作はダーレン・スター、出演はリリー・コリンズ、フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー、アシュリー・パークなど。2020年10月2日にNetflixオリジナル作品として全世界へ配信された。

Wikipedia

シーズン3と4の製作も決まったらしい本作。SATCでお馴染みのダーレン・スター製作なので見ました。主人公だけでなく、登場人物とにかくおしゃれだしインテリアも素敵なのだけど、異国の地で文化の違いに戸惑いながらもキャリアアップしていく主人公が素敵です。

本筋とは少しずれるけど、「これパリジャンに見せて大丈夫?」ってくらいパリ人が性格悪そうに描かれていて、その小ネタも面白い(アメリカ人だけでなく、ノルマンディーとかまで馬鹿にしててウケた)。

ただ先日世界的パティシエのサダハル・アオキシェフも本作の話をしていたので、リアルなパリジャンもこんな感じなのかもしれない。

3. 『HARLEM』

脚本家トレイシー・オリヴァー(「ガールズ・トリップ」)がニューヨークのハーレムを舞台に、スタイリッシュで野心的な4人の女友達を描いた新コメディシリーズ。恋愛する余裕を持とうと奮闘する新進気鋭の大学講師、常にデートの相手を入れ替える抜け目のないテック企業家、思ったことをそのまま口にする歌手、そして恋に恋するタイプのファッションデザイナー。キャリアや恋愛、大都市での次の夢に向かって、彼女たちは共にレベルアップしていく。

Amazon Prime Video

こちらは2021年12月に公開されたばかりのアマプラオリジナル作品。そのまま黒人版SATCという感じ。でもSATCと違ってアッパーなノリなのに最終的には結構悲しいオチで毎回話が終わる傾向にある。割とシニカルに現状を描いているのかもしれない。登場人物たちはとにかくパワフルでカラフルで元気がもらえる。

4. 『Girls /ガールズ』

人生、男子、自分たち自身から何を求めているのか模索している、ハンナと3人の女友達。成長コメディーシリーズのシーズン1では、仕送りを止められたハンナ(レナ・ダナム)がエッセイストとして成功するという夢をかなえるのに苦悩する。幸い道中は孤独ではなく、マーニー(アリソン・ウィリアムズ)、ジェッサ(ジェマイマ・カーク)、ショシャンナ(ゾーシャ・マメット)という親友3人に支えられている。2010年代を生きる女子達の友情・恋愛・自分探しの様子を大胆にそして時におかしく描く、こじらせ女子奮闘記。

Amazon Prime Video

レナ・ダナムが製作し、また本人もメインキャストとしてハンナ役で出演している。物語の大部分は、レナ・ダナムの実体験が基となっている本作。SATCよりはもっと中二病な感じのドラマで、虚栄心とかエゴイズムとかがむき出しで、登場人物たちがやりたい放題、好き勝手感情をぶつけ合っているドラマなので、途中で見るのがしんどくなる可能性もある。だけど20代の燻っている感じとかがリアルでついつい見てしまう感じ。彼女の自主制作映画タイニーファニチャーも見てみたいところ。今調べたらアマプラでも課金しないと見れないのかも?

5. 『AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章』

ニューヨークで久しぶりのブランチに集合したキャリー、ミランダ、シャーロット。話題は、キャリーが出演中のポッドキャスト番組、ミランダがティーンエイジャーの息子の部屋でコンドームを踏んでしまったこと、シャーロットの憧れのママ友、髪の毛の色、そして疎遠になってしまったサマンサのこと…。悩みが変わっても、話ができる友達が傍にいるのは変わらない。新たな挑戦、出会いと別れ。いくつになっても人生は驚きの連続。50代になって新たなライフステージを歩む彼女たちの物語が始まるー。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000838.000031998.html

昨年末から公開されたSATCの新章も入れちゃいました。U-NEXT限定配信で毎週水曜0時に新作が放送されており、現在日本では3話まで見られます。サマンサがいないのは寂しいけれど、一応サマンサがいない理由などとかも描かれています。キャリーがpodcast番組をLGBTQの方と始めていたり、ミランダの息子に彼女ができていたり、シャーロットの娘がジェンダーに悩んでいたり、色々時代は進んだなということが感じられる。ただ、現時点ではSATC時代の希望で溢れている眩しい要素が少ないような。。まあ時代的にしょうがないのかな。今後に期待したいです。

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